やまぞーの山のブログ【九州で登山、北アルプスにも遠征】

山好きで文章は拙い私なりに、山の魅力をみなさんに紹介致します。

白銀の表銀座縦走2日目後半【燕岳、大天井岳、常念小屋】【北アルプス】【残雪期】【5月】

中房温泉から入山、燕岳(2763m)、大天井岳(2922m)を縦走し、常念小屋から一ノ沢へ下山する、通称表銀座コースの紹介です。

オススメ度★★★★★

体力消耗度★★★★★

危険度★★★★☆

トータルコースタイム14時間15分

※冬山なので、山岳会等で十分な知識を学ぶことは必須です。

 

ベストシーン

東天井岳へ続く雪の稜線

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登山ルートとしましては、下記ルートを縦走してきました。

1日目(標準タイム5時間15分)

中房温泉→燕山荘→燕岳→燕山荘(小屋泊)

2日目(標準タイム5時間50分)

燕山荘→大天井岳→常念小屋(小屋泊)

3日目(標準タイム3時間10分)

常念小屋→一ノ沢登山口

※3日目は常念岳へ登って降りる予定でしたが断念しました。。。

 

今回は2日目後半、大天井岳~常念小屋までの記録となります。 

9:27

大天井岳の山頂を満喫後、大天荘へ下っていきます。

燕岳方面から大天井岳へ登る際、夏は、大天荘経由の大天井岳山頂の道となります。

この時期は大天井岳直登ルートが正しいルートで、夏と同じルートを通ると雪崩の危険があります*1

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9:32

大天荘到着!!

この時期は営業しておらず、この付近で宿泊する際は近くの冬季小屋に泊まることになります!(無人小屋なので食料、寝袋等は各自で準備必要です。)

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近くの冬季小屋 

足跡があるので、前日どなたか宿泊されていたと思います。

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これから歩くルート

雪の稜線の東天井岳方面です(^^)

青空と雪景色が素晴らしいです!!

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 少し歩いて振り返った、大天井岳と大天荘(*^^*)

このあたりは、標高約3000mで、周りは開けており景色抜群です!!

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槍ヶ岳、穂高連峰方面!

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10:55

雪の稜線をひたすら歩いて行きます。

中央付近に黒い豆粒に見えるのは人です!

北アルプスは全てが大きく、そして広いので距離感がいつもと全く違います(*_*;

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こちらも写真右上に3人程いますが、分かり辛いかもです。。。

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11:43

雲が 増え始めて少し不安になってきましたが、早出していたおかげでなんとか天気が持ちそうです。

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写真中央が常念岳です。

ここから下って、登ると常念岳なのですが下ったところに本日の宿泊地、常念小屋があります!

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12:13

常念小屋到着

雪道で足が重かったのもあり、近そうで遠かった常念小屋でした。
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常念小屋は、入り口付近に雪が溜まっています。

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穴が掘られていて、ここが入口です('_')

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常念小屋に無事に到着後は、気さくな方と昼ご飯を食べながら色々お話できました!

6人で1部屋、雑魚寝式だったのですが、そのおかげで他の登山者の方との距離が近く仲良くお話しすることができ、楽しむことができました(*^^*)

 

そして、満足していたのもつかの間、夕方からは天気が特に悪くなるのでした。。。

 

3日目完結編へ続く!!

 

*1:+_+