やまぞーの山のブログ【九州で登山、北アルプスにも遠征】

山好きで文章は拙い私なりに、山の魅力をみなさんに紹介致します。

阿蘇山での運命の出会い【高岳】【冬】【熊本】

阿蘇山最高峰高岳(1592m)に以前年始に登った時の内容の紹介です!

オススメ度★★★★☆

体力消耗度★☆☆☆☆

危険度★★☆☆☆

※冬山なので、山岳会等で十分な知識を学ぶことは必須です。

運の重要度★★★★★

阿蘇山の機嫌次第では、高岳中岳にガスが来て登頂禁止となります>_<

 

ベストシーン

山の先生との出会いを与えてくれた阿蘇の稜線

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感想(1件)

登山ルートとしては、下記ルートの往復でした。

阿蘇山ロープウェー駐車場~中岳~高岳

 

最低限必要装備

サングラス(無いと目を痛めます)

日焼け止め

冬用登山靴(三季用登山靴でも可)

アイゼン

ザック

冬用衣類一式

ハードシェル上下

アウター手袋

インナー手袋2枚(1枚は予備)

防寒着

ヘッドライト

水1リットル(ザックの中にしまわないと凍ります(>_<))

昼ごはん

行動食

非常食

 

 

このルートの良い点

・比較的危険が少ない

・大雪が降った日の後、晴天であれば冬景色が素晴らしい

 

このルートの気になる点

・火口からのガスの状態によっては、中岳高岳への登頂は不可能になることがある

・登頂可能な時でも、硫黄の影響なのか目や鼻が少し痛いことがある

・登山口まで車で行く為にチェーンやスタッドレスタイヤが必要

 

感想

前々日位に九州では珍しく大雪が続き、本格的な雪山を楽しむことができました。

山の先生(山岳会の方)とご一緒させて頂き、後日入会させて頂きました(^^)

山岳会で様々な技術を教えて頂き、山行の幅が広がりました!

 

9:20 登山口出発

大雪のおかげで、九州とは思えない雪景色に興奮(^O^)

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9:35 道中車が通れるよう雪かきをしたようです。

車道脇に、かき分けられた雪がたまっています。

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9:45 登山道に入っていきます!

いつもの阿蘇山とは思えない様相(^_^)f:id:YAMAZO:20181208204104j:plain

 

雪の世界です!!

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10:07 急な登りに入りました!

とはいってもきついのは時間にして1時間程度です(^○^)

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10:40 だいぶん登ってきました(^^)

雪の稜線まであと少し!!

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10:48 稜線に出ました!

するとスノーモンスター発見(@_@)

完全に岩が雪を被って変装しています!!

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周りを見渡すと、、、

ギザギザの根子岳や

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これから目指す最高峰の高岳の姿を見ることができました。

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高岳には直登できないので、まずは中岳を目指します!

綺麗な雪の稜線でした(^_^)

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11:10 雪の稜線を楽しんで歩いているとあっという間の中岳登頂(^○^)

道標の風上方向にエビの尻尾と呼ばれる、水蒸気の氷層が伸びていました!!

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中岳山頂からの火口方面。

煙が上がっていると、改めて活火山なのを実感します!

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クレーターのような火口跡もありました!

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ここから高岳方面を目指していきます。

途中稜線からの九重方面の景色です。

九重山も上の方は白く雪景色です!

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11:30 高岳登頂

エビの尻尾がものすごいことに!!!

なかなかお目にかかれない道標の姿に出会えました!

ここで休憩してお昼ごはんでした。

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山頂からの景色

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ここにも小型のスノーモンスター発見

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12:30 下山開始

帰りも綺麗な雪の稜線を歩いていきます。

雪の稜線歩きは、最高でした!

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13:05 下山途中の稜線の様子です。

踏み後がないところは、綺麗でした。

下山の途中、山岳会の方と意気投合し一緒に下山しました。私の山の先生です。

この時はまだわかりませんでしたが、この出会いから、後の山岳会入会の道へ進むことに!

登山はこのような偶然の出会いが本当に楽しいです。

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13:15 稜線歩きが名残惜しいですが、下っていきます。

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下ってきた際についた足跡。

普段見られない光景でした(^^)

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14:00 下山完了

山岳会の方の歩くスピードが速く、ついていくのにやっとでした。

体力が半端ない方でした(^_^;)

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ここまで雪が積もることはなかなかない為、貴重な雪山山行となりました!

また、私の山の先生と出会うこととなり思い出に残る山行となりました!(^^)!

この出会いから山岳会に入会し、今までできなかった山行をすることができるようになりました。

貴重な出会いを与えてくれた阿蘇山には、今でも感謝しています(^^)/

 

おまけ

帰りの途中の烏帽子岳

草千里が雪千里に変わっていました(^^)

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